リップシンクツールLipBox : 西瓜割りゲームのメイキング
 
 
Ultimate Unwrap3D によるUVマッピング
- 低コストで高効率・高精度なUVマッピング -
 

AXEL 三種の神器のひとつ。
AXELでは2種類(平面・円柱)のプロジェクション型UVマッピングが可能ですが、Ultimate Unwrap3D (39.95ドル)を使用すればより高精度なUVマッピングが可能となり、AXELでのテクスチャ品質をアップする事ができます。また、頂点カラーの編集も楽になります。
※AXELでは次期アップデートでJPEG圧縮がサポートされます。

AXELでのテクスチャはオブジェクト単位で最大512×512pixなので、高い解像度のテクスチャが必要な場合はモデルを分割します。この例では頭・胴・脚を3分割しています。

Still image
各要素の管理と変換
属性とオブジェクトの管理はUnwrap3Dでも処理できます。また、ターンエッジやオブジェクトのミラーコピーも可能です。マッピングと頂点カラー属性はWRLで、サーフェイスカラー属性はLWOでAXELへ持っていきます。Unwrap3Dの機能は豊富なので、簡単な修正ならWings3Dは使わないでしょう。

256pix(78KB)
512pix(234KB)
シェーディングテスト
良好なシェイディングを得る為にはポリゴンの密度と角度、そしてライトの調整が必要です。ポリゴンは陰影(輪郭)を整える為に三角化しますが、不要なハイライトや影に悩まされる場合もあります。ターンエッジでそれらが解決できない場合は、面の再構成が必要でしょう。

170KB
テクスチャテスト
テクスチャファイルはヘッドとボディの2種類です。オブジェクトの一部はサーフェイスカラー(LWO)を使用しています。ポリゴン総数は2567です。
※オブジェクトのアンチエイリアスはONです。旧型Vカードでは操作困難かも。

三角化とターンエッジ
Wings3Dでの三角化は、Select / By Faces With / 4Edges で選択し Tesselate / Triangulate 。ターンエッジのショートカットは T ですが、先に Edit / Plugin Preferences / Turn Edge で Enable をONにします。
Unwrap3Dでのターンエッジは 3D Tools / Modifiers / Turn Edge です。

フォーマット変換について
Wings3D:OBJでエキスポート
Unwrap3D : WRL(VRML 2.0)でエキスポート
AXEL : VRML97でインポート
※AXELでの補足情報は英語ページにあります。


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ノンフォトリアリスティック テクスチャ
ベクタードローイングツールを使って、限定したカラーで広範囲な諧調変化を避けた絵柄を描けば、高解像度でも少ないデータ量のオンラインコンテンツに適したテクスチャが作成できます。また、連続する絵柄が全体に及ぶ事は無いので、UV座標の編集も容易になります。しかし、コントラストが高い絵柄でマッピングによる歪みが発生すると、イメージを損なう場合があります。

77KB
サンプル(AXEL)
頭部と髪にそれぞれテクスチャを使っています。
※テクスチャサイズ512pix

 
Real-DRAW PRO によるテクスチャメイキング
- ベクター要素とラスター要素の見事な融合 -
 
AXEL 三種の神器のもうひとつ。
Real-DRAW PRO(55ドル)はベクタードローイングとビットマップペインティングの特徴を見事に融合させたツールです。私はフリーハンドペインティングは不得意ですが、このツールはその弱点をカバーしてくれます。(^。^)

Xara X も素晴らしいツールです。
そして Sodipodi (フリー)とか...
※AXELでのテクスチャファイルの扱い方に関する補足情報は英語ページにあります。  

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